WindowsからSSH経由でサーバに接続するための、ターミナルソフトウェア「RLogin」を紹介します。
[RLogin]のダウンロード
下記の公式サイトからRLoginソフトウェアをダウンロードします。
画面を少しスクロールするとダウンロードリンクが表示されます。
32bit版と64bit版が選択できます。自身の環境にあったビット数を選択してください。
今回は64bit版をダウンロードします。
【ダウンロード】
http://nanno.dip.jp/softlib/man/rlogin/
インストール
インストーラからのインストールは不要で、ダウンロードしたZIPファイルを展開するだけで使用できます。
ダウンロードした「rlogin_x64.zip」(32bit版はrlogin.zip)を任意のフォルダに解凍します。
中身は「RLogin.exe」だけです。
起動準備
起動する前に設定などを保存しておくための「プロファイル」を作成しておきます。
「RLogin.exe」と同じフォルダ内に「RLogin.ini」という名前のファイルを作成します。
右クリックから[新規作成]-[テキスト ドキュメント]を選択し、「RLogin」にリネームして拡張子を「.ini」に変更します。
起動+初期設定
「RLogin.exe」をダブルクリックして「RLogin」を起動します。
起動すると下のような接続先サーバの選択画面が表示されます。
初回起動時は接続先に何も登録されていないため、サーバ設定を追加します。
サーバ選択画面から[新規]ボタンをクリックします。
サーバ設定の追加
サーバ接続に必要な情報を入力していきます。
【エントリー/コメント】
サーバ選択画面に表示される名前になります。接続先がわかる名前を設定しましょう。
【プロトコル】
接続に使用するプロトコルを選択します。
【オプション-Server Address】
サーバのアドレスを設定します。
【オプション-Socket Port】
サーバ接続に使用するポート番号を設定します。
「SSH」や「FTP」などの選択肢が表示されます。ポート番号を直接指定することも可能です。
【オプション-User Name】
サーバ接続に使用するユーザ名を設定します。
【オプション-Password/phrase】
サーバ接続に使用するユーザパスワードを設定します。
【デフォルト文字セット】
使用する文字コードを選択します。
ターミナルのカスタマイズ
RLoginは多機能で様々な設定項目があります。
すべてを紹介することができないため、ここでは自分が使ている基本的な設定項目だけを紹介します。
[クリップボード]
設定画面から[クリップボード]を選択します。
コピー&ペーストを頻繁に使用するため、範囲選択でコピー、右クリックでペーストできるようにしています。
[フォント]
設定画面から[フォント]を選択します。
文字コードの設定を行います。環境により異なりますが、ここでは「UTF-8」を選択します。
[カラー]
背景色や各種文字色を設定します。ここは完全に個人の好みになります。
私の場合は黒背景(透過80%くらい)、緑文字に設定しています。
カラーの変更は「カラーテーブル」の色を「文字色」または「背景色」にドラッグ&ドロップすることで行えます。
接続
以上で設定が完了しました。
サーバ選択画面に追加したサーバが表示されているので、選択して[OK]ボタンを選択すると接続が行われます。